エア建-新しい視点の建立- 2017.1.29in明星ライブラリー レポート④
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モデレーター役の明星ライブラリーさんも含め参加者の方も発表です。
Mさん
さるの腰掛けが耳に見えることから、この地域をきいている「耳」の存在だと感じる。
聞くことについて自分がどう思うか、これからどうしていきたいか・・・など。
Kさん
最近スマホ用のマクロレンズを購入。
自分の目では見れない視点で様々なものを見る。(自我を切り離して、意識的にひっくり返すのは難しい。)
(他者の意見)
道具の使用という点が良い。
今回は全員クリエイティブ職ということもあり、違和感なく参加できたが、これが子供向けのWSの場合わかりやすい視覚的なおもしろさを引き金にすることができる。
Oさん
見立て
縄や岩の塊を「UFOの残骸」とタイトルをつけた。
タイトルを即興で考えながら歩く。
ここで「見立て」の意味を知らない方がいたので説明&正確な情報の為に検索
見立てとは大和言葉であると検索により知る。
見立ての行為が日本人らしいことから枯山水、日本庭園、西洋の庭園の話に。
※Oさんは建築関係者の為質問が集中した。
Aさん
廃墟的写真数点
その共通性から自分の好きなものが見える。
丸田祥三さんの「棄景」という言葉をAさんから教えてもらう。
最近廃墟の遊園地をそのまま利用するプロジェクトがあることや、愛知県内のB級スポット情報の交換(ネット上にそういった趣味のサイトがたくさんある。)
など雑談。
ここでもOさんが建築関係の為、シャビーインテリアはまだ流行ってるのか?
などインテリアの流行の話→(から)アーティストは一から空間を作れるが、多くの人は選択(物や流行の選択)により空間を作っているという話になる。(既視感のある空間)
17:20~
まとめ
モデレーター明星ライブラリーさん、そして私の方からまとめの言葉とさせて頂きました。
鑑賞と発想のWSだったのですが、だれかの作品を見て鑑賞だとついつい私の感じたことと作者の思いは一致してるかな・・・?
合ってるかな・・・?と。
作者の思いを探ることも大切です。
だけど、作者と違う思いを抱いたっていいんです。
町の風景だからこそ自由勝手に創造が建てられ、講師の立場が代わる代わるなるように各々の視点や知識の共有ができたと思います。
マッピングもこんな感じに。
ふわっとした告知で何をやるかわからない状況の中、そして寒い中お付き合い頂き誠にありがとうございました。
毎回私のふわふわした打ち合わせで明星さんには多大な不安を与えてしまいましたが・・・(笑)
二回めもやろう!とお言葉を頂いたので、今後も老若男女・いろんな仕事や趣味の方と「街」や「もの」をきっかけに様々な視点から新たな創造に建立できたらと思います。
追記
次回の開催が5月14日(日)に決まりました。
おまけに、散歩中に見つけたトマソンと参考文献をまとめましたのでこちらもよろしければご覧ください。