桜ヶ丘ミュージアムの運営協議会に出席してきました。
初参加の前回よりかなりたくさん意見が言えました。すべて採択されるわけではないと思いますが、地域の文化振興に少しでも役に立てればいいなと思っています。
そしてそのような意識を持つことで自分自身もより成長して美術、文化事業に取り組んで行きたいと思っています。
3月下旬、桜ヶ丘ミュージアムの薄墨桜は早くも見頃です。
15年前、私は第1志望の大学に落ちました。
浪人しようか。しかし、したところで1年後受かる保証もなく悩みあぐねて今や母校となった大学への進学を決めました。
大学は希望するところではなかったけど、美術を学びたいという願いは叶った。
だから大学入学前からたくさんの美術館に行って、誰よりも勉強して4年後卒業しようと決めました。
その頃行った美術館のひとつが桜ヶ丘ミュージアムの「桜」をテーマにした企画展です。
その企画展は数年周期に行われ、桜の咲く時期に合わせて開催される桜ヶ丘ミュージアムの目玉の展示のひとつです。
「私の桜は咲かなかったな」とあの時桜ヶ丘ミュージアムの桜を見た時は涙が溢れてきてたまりませんでした。
何もかもが予定通りで上手くいっているような作家人生ではないのですが、自分の好きなことで、自分の出来ることで、このように豊川市からお役目を頂けて光栄です。
来年度も引き続き運営協議委員としてたくさんの美術、文化事業を見て、体験して勉強し続けたいと思います。