【赤ちゃんと一緒に鑑賞ツアー】のご案内

【赤ちゃんと一緒に鑑賞ツアー】のご案内
12月9日(土)
赤ちゃん連れの方を対象とした鑑賞ツアーがファンデナゴヤ美術展2017.17で行われます。

第一部10:00~
第二部11:30~
各回60分程度
会場 市民ギャラリー矢田
各回5組 参加費無料・事前予約制
ガイド 田中由紀子さん(美術批評家・ライター)

11月9日(水)電話・窓口にてお申込み受付中
052-719-0430

普段赤ちゃん連れだと美術館に行きにくいと思ってる方(そんなことは気にせず是非どんどん行って欲しいと個人的には思っていますが)是非、この機会に現代アートに触れてリフレッシュしてください。

WSのお知らせ

ワークショップのお知らせです。
10月9日に知立市の公共施設、パティオ池鯉鮒にて行います。
そのまま午後からはかきつばたホール前にて展示に向けての公開制作(付箋貼り)をします。
会期中にも随時付箋を貼り続けるwsをします。

ご予約はパティオ池鯉鮒までお願いします。
(9月23日より受付開始)

第二回エア建「見るための行為」レポートその4

第二回エア建「見るための行為」レポートその3の続きです。Kさん
近所にお住まいで小さなころから変わった家があるな、と思っていたとのこと。
自分のイニシャルを探して附箋をつけてくれました。


割とわかりやすくK


よーく見ないとわからないけどK


立体のK。これはお見事!

私はこの視点にとても感動しました!
自分なりの宝探しのようで子供でも出来そうです。

Hさん
デザイナー
外観の蔦で覆われているのが、熱を遮断する力もありそうだと。
普段からデザインとは問題を解決する力だと教えてくれます。

Oさん
インテリアコーディネーター
心霊関係の本が多くてこの建物自体がUFOの中みたいと。

ここで最後に明星ライブラリーさんよりお話しがありました。

コルゲートハウスとはコルゲートパイプという土木用につくられたもの。
暑さ2.7mmの鉄波型であることがとても丈夫で、亜鉛のコーィングがされているとのことです。
基礎などは人に頼んだであろうが、ボルトを自分でしめることでセルフビルドと言われている。
捨てる時も再利用できることが大事で、地震に強く、ローコストである。
ただ、夏暑く、冬は寒い。
1966年に川合邸が建てられたあと、1995年にセルフビルドされたようです。

長い間ありがとうございました。と締めようと思ったところで明星さんからみなさん、今関心があることを一言づつお願いします。とのお題が。
最後この数時間を一緒に過ごした皆様とささやかな交流を持ちました。
このような「場」を作ること。が明星ライブラリーさんのお仕事です。
こちらのあらき邸コルゲートハウスは今後も明星ライブラリーさんの企画で活用したいと思っているそうです。
興味のある方は是非今後もチェックしてみてください。

このような貴重な場所で明星ライブラリーさんにご協力頂き、また思いがけず専門家の方にもご参加頂いたことで興味深いお話を聞けました。
私はナビゲーターとして「附箋を渡しただけ」ですが、見ようと認識することで立ちあがるものの存在があると思います。
今後もこの附箋を貼る「認識する行為」は夏にポーランド、秋に知立で行います。

今後ともお付き合いよろしくお願い致します。

最後に貼った附箋は回収して元の姿に戻しました。

第二回エア建「見るための行為」レポートその3

第二回エア建「見るための行為」レポートその2の続きです。

Mさん
建築士
川合邸(コルゲートハウス発案者・ハカセこと川合健二さん)とはプロポーションが違う。
かわいらしく見え、なんだかジブリっぽい。
女性的。土地と材料があって決めた。建築屋がやっているとは思えない。
建築屋なら機能的に考えることが大事。シャッターまであるのは几帳面。

Fさん
建築士
埋まっているから、建築と呼べる。川合邸は浮いている。
三角形が多い。 そしてハニカム構造にもなっている。

またフラードームについてもお話ししてくださいました。

こちらもさすが建築士の視点です!

Fさん
建築士
今回建築士の方が3名参加してくださいました。
窓の高さ、窓の高さに人が表れる。
窓の高さ=空間を作る。
フラードームは閉じた空間だからコルゲートハウスのアトリエは窓を作りたかったのかな、と予想されていました。

Fさんは窓から壁に断熱材が入っているのか熱心に調査していました。
さすがです。

まだまだ続きます。長くなってしまってすみません。