瀬戸の展示ありがとうございました。

瀬戸の展示が終了しました。
ありがとうございました。
4、5月はありがたいことに4件展示の予定が入っています。
頂いたチャンスを最大限に活かせるように、作品を作ります。

写真は瀬戸の展示でご一緒した兼藤さんのアートなお茶道具にて、お茶をいれさせて頂きました。
ほんの少しお茶は習っていたけど、すっかり忘れて兼藤さんから指導して頂いている一枚です。
またお茶を習い始めたいな。
とふつふつと思いが湧き上がります。

引き続き運営協議委員になりました。

桜ヶ丘ミュージアムの運営協議会に出席してきました。
初参加の前回よりかなりたくさん意見が言えました。すべて採択されるわけではないと思いますが、地域の文化振興に少しでも役に立てればいいなと思っています。
そしてそのような意識を持つことで自分自身もより成長して美術、文化事業に取り組んで行きたいと思っています。

3月下旬、桜ヶ丘ミュージアムの薄墨桜は早くも見頃です。
15年前、私は第1志望の大学に落ちました。
浪人しようか。しかし、したところで1年後受かる保証もなく悩みあぐねて今や母校となった大学への進学を決めました。
大学は希望するところではなかったけど、美術を学びたいという願いは叶った。
だから大学入学前からたくさんの美術館に行って、誰よりも勉強して4年後卒業しようと決めました。
その頃行った美術館のひとつが桜ヶ丘ミュージアムの「桜」をテーマにした企画展です。
その企画展は数年周期に行われ、桜の咲く時期に合わせて開催される桜ヶ丘ミュージアムの目玉の展示のひとつです。

「私の桜は咲かなかったな」とあの時桜ヶ丘ミュージアムの桜を見た時は涙が溢れてきてたまりませんでした。

何もかもが予定通りで上手くいっているような作家人生ではないのですが、自分の好きなことで、自分の出来ることで、このように豊川市からお役目を頂けて光栄です。
来年度も引き続き運営協議委員としてたくさんの美術、文化事業を見て、体験して勉強し続けたいと思います。

エア建のご案内・詳細

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ワークショップのご案内です。
昨年もご案内させて頂きましたが、日程の変更があり失礼致しました。
場所は田原市の明星ライブラリー、2017年1月29日(日) 13:00~です。

work shop 「新しい視点の建立」
とかっこいいタイトルがついていますが、内容は散歩をします。

2017年はマルセル・デュシャンが「泉」を制作して100年です。
私はこの作品を初めて本で見た時、なんだこれは?というか、ほぼスルーというか。
視覚的楽しさを感じなかった。
この感覚はルチオ・フォンタナの「空間概念」を見た時も同じでした。

それでもこの泉が現代美術の幕開けと言われる所以は普段見ているものの視点を変えて、新しい価値を見出したことにあります。
それはダダイズムといわれる運動となりました。
そうした知識を得たことで私自身のものの見方は広がり、現代アートが如何に面白いか実感しました。

新しい視点によって開かれる世界を、何気ない世界(=町)の中で、自分のフィルターを通して見る。
創造をたてる行為が「建立」です。

お題はないので自由に歩いて自分のフィルターで町を切り取って創造を建立してみてください。
私は一応デュシャンの泉に倣って「ひっくり返す」をテーマに町を見てみようかなと思います。

タイムスケジュール
13:00  明星ライブラリー集合
13:30~ 散歩
14:30~ シェアリング

参加費   シェアリングの際にお茶をご用意します。お茶代500円を参加費とさせて頂きます。
必要な者  カメラ(携帯可・デジタルなもの) 筆記用具 暖かい服装

参加希望の方は事前にご連絡頂けると幸いです。

愛知県田原市中山町寺脇185
TEL 0531-32-2530

◆OPEN: 企画展・イベント・ワークショップ開催日

写真は明星さん周辺で見かけた塀の手前に作られた塀のような存在。
素朴な造りと佇まいです。

環境アートに関するワークショップ③

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地域の芸術祭に関する座学をした、前回。
今日は自分の身近な場所に作品を計画する実践講座です。

コンセプトが固まってきたら、次は作品の見せ方です。
例えば、見る人はここに立って作品を見てほしい。
や、参加型の作品にしたいなどなど、構想は膨らみます。

ではどうしたら参加者は思惑通りに見てくれるか。この細かい配慮が鑑賞者を作品の世界に引き混む大事な要素となります。

ひとりひとり丁寧に計画書を添削していきました。

そして前回の座学で嬉しい反応がありました。
2013年あいちトリエンナーレの開催地となった岡崎市。
個人的には岡崎にいた時期もあり、身近な都市での開催はとてもうれしく、またかなりハイレベルな作品群に刺激を受けました。
その岡崎でみた作品や街並みについて前回講義したのですが、参加者の一人が東岡崎駅利用者ということもあり現在の岡崎市、東岡崎駅周辺の写真を撮影してきてくれました。
※写真はインターネットより転用

ここに作品があったの?と聞かれたのでそうだよ。と答えたらびっくりしていました。
こんなところに!?と。それが街中に突然アートが現れる楽しさですね。
普段よく利用するのによく見て歩いてみたことがなかったそうです。
普段見ない目線で東岡崎駅を散策したらしく、こんなとこ見つけた!と色々話して写真を見せてくれました。

「アートは町おこしではない。しかしアートは街の魅力を再発見するきっかけとなる。」
先日拝聴したトリエンナーレスクールで感銘を受けた言葉のひとつです。

現在は作品が飾られていない岡崎市ですが、何かおもしろいものをみつけてやろうと散策することで面白い小道や気になる薄暗い階段を彼は見つけたようでした。

環境アートに関するワークショップ②

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無意識を意識すると空間は立ち上がる。
普段何気なく見過ごしている風景をよく見て新たな想像を加える。

環境アートについてのワークショップ2時間目。座学。

今回のワークショップで目指すのは作品を展示することではなく、計画を立てること。

作品の完成予定図とタイトル、コンセプトを八つ切り画用紙に描いて、グループディスカッションの形でプレゼンをし、今回のワークショップは完成となります。

さて二時間目の講義内容は座学。
地域の芸術祭が行われることでその地域に何がおこるのか。
経済は?地域住民の反応は?来場者は?

瀬戸内国際芸術祭2010終了後のアンケートを資料をもとに講義しました。
またこの春講師である私自身が実際に瀬戸内国際芸術祭に行き感じた地域の人との交流や街の様子などもレポート。
そしていよいよあいちトリエンナーレ開催の土地として選ばれた豊橋市水上ビル商店街の話。
こちらは豊橋で行われたトリエンナーレスクールで伺った話も紹介しながら講師の意見も交え、また参加者にもどう思うか問いかけながら進めて行きます。

講師は今まであいちトリエンナーレ、横浜トリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭に何度か足を運びました。(残念ながらまだ新潟にはいけていません。)
またそれ以外にも地域主催のアートイベントにもいくつか足を運んだり、時には出品側として参加しています。

その場所で展示するためには誰に許可を取ればいいのか、どのように許可を取るのか。
例えばクリストとジャンヌクロードの作品のように膨大な布が必要な場合、個人が用意をするのか、協賛企業を募るのか。
(クリストとジャンヌクロードはドローイングやオブジェの収益によって制作しているそうです。)

今回のワークショップで彼らに経験してもらいたいのは、現代美術を理解するだけではなく、自分たちの普段過ごしている空間の魅力に気づくことと、その魅力を引き出すためにアートは良い手段のひとつであること。
そして目的を実現するためには、プレゼンテーション能力を身に着けること。

次回はプレゼンテーションをするために必要な資料作りです。
作品の構想は少しづつ固まってきました。

写真は春に瀬戸芸に行った先で見つけたトマソン。※1
どこに作品があるのかなって町をよく観察しながら歩くので自然と面白いものを見つけてしまうのです。
芸術を見に行ったら町の魅力も発見できたし、偶然知り合った地元の人においしい定食屋さんを教えてもらったり。
地域の芸術祭の魅力って、有名な芸術家の作品を見るってだけじゃない面白さがありますよね。

※1トマソン
赤瀬川原平さんらによる路上観察学会。超芸術。
町などに見られる無用の長物。建設途中だったり、解体途中だったりすることもある。
四谷階段などが特に有名。