エア建-新しい視点の建立- 2017.1.29in明星ライブラリー レポート③
レポート①はこちらから
レポート②はこちらから
15:30~シェアリング
散歩楽しかったねー。おもしろいもの見つけたねー、で終わりではありません。
そこから創造を建てます。
このシェアリングの行為こそこのWSで大切なことのひとつです。
各々メモや写真から、ここから何を創造するかを発表します。
または、この写真を撮ったという他者の「ネタ」に各人が自分の視点を入れていきます。
共通のマッピングを作っていきます。
まずは私から、
この状況が今回の散歩で一番ひっかかりました。
私はガラスを主に使った現代アートを発表しているのですが、職業病的にいつも「ここで作品を作れ」と言われたら・・・
と考えています。
①ドアに「入口」
印象→確かに道路側から見れば入口ですが、その言葉があまりにも強い。ドアに言葉って組み合わせが面白い。
②私だったらドアにどんな言葉を付けるか?
「here」「there」 ※「here or there」が私のコンセプトです。
場所としてのここか、そこか。
時間としての「今」か「あの時」か「いつか」か。
そしてそこに存在しているもの(私)というテーマです。ではこの場所で私が作品を作るならこのドアだけでなく、小道のドアすべてに「here」「there」の言葉をつけ、境界線上の道(町)を作りたい!と思いました。(発表中本当にこんな展示がやりたくなりました。誰か私にこの作品を作らせて下さいっ・・・!!!)
③「未来」とかね・・・と意見が出る。
なるほど、「参加型」もいい。
プレートとペンで言葉を書き、参加者がドアに貼っていく。
そのドアをあけなくても、言葉によってドアの中の世界を創造する。
こんな感じで各々発表が始まります。
この辺りから、その場にいる参加者すべてが講師役にもなります。
各々が持っている知識やこんな手もあるよねと言い合います。
私が知らない言葉もたくさん出るので、私自身もこのWSを通して勉強です。